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2012年7月7日土曜日

今月の一枚。

いつもご来店いただきありがとうございます。

開店から早2週間が過ぎ、ようやく仕事にも慣れてきたところです。

毎日の作業に追われ、ブログの更新が追いつかなくなってきていますが、ゆっくりと続けていければと思いますので、今後ともご愛読よろしくお願いします。

最近は、金沢でお店をされている方々と知り合う機会が多く、頑張られている皆さんの姿を見て、さらに精進していかなければいけないと、こころを新たにしているところです。

開店前から、お店の内装や、仕込みの風景などをご紹介させていただいていましたが、今後は商品の特徴などをお知らせしていけたらと思っています。


さて、僕はパン職人としては今年で14年目になりますが、それより長い付き合いになる音楽への愛情も表現していこうと思い、お店の至る所に色んなアイテムを配置しています。

今日はレジカウンターの奥、壁の戸棚に飾ってあるレコードジャケットについてのお話。

東京在住時、空いている全ての時間をつぎ込んで集めたレコード。

そんな中から、ジャケットデザインの優れたものを中心に、お気に入りのレコード達を紹介しようと思います。

今月は、暑い夏を前にCOOLに決めたいと思って選んだこれ。


バーンズのイラストがあまりに有名。




















ニューソウルの旗手として鮮烈にソロデヴューしたレジェンド、カーティス・メイフィールドの’80年のアルバム『SOMETHING TO BELIEVE IN』。

ジャケットの色に反して、内容はミデアムテンポの曲が大半を占める大人の一枚。

’60年代のコーラスグループ時代から、公民権運動を経て、アメリカにおける黒人の生活のし辛さをうたい続けた、社会派シンガーソングライター。

ファンキーなソウルミュージックからディスコを経て、たどり着いたまさにオリジナルな音楽。

’90年代後半以降のR&Bという音楽の創造主です。

名曲「Tripping Out」収録のとても人気の高い一枚です。

名前は聞いたことがあるけど、なにから手をつけたらいいかわからないといったかたは、これから始めると良いのではないでしょうか。


ちなみに、先月の一枚はこちら。


オープン時に飾っていました。




















こちらも、bossa novaを作った張本人。ジョアン・ジルベルトの5枚目のアルバム、通称『1973』です。これからの季節には、うってつけの音楽。冷房の効いた部屋で麦茶でも飲みながらだらだら寝転がって聴くと最高ですよ。





きょうは、先週に引き続き、朝早起きをして銭湯に行きました。

金沢の奥座敷、湯涌温泉の総湯「白鷺の湯」まで足を伸ばしました。

たどり着くまでは、延々田園風景が広がり、


熱帯低気圧の影響で雲が多い。





















やっとたどり着くと、いい感じの温泉街が現れました。

その一番先に総湯があり、朝早くから大勢の方が来ていました。

先週お話しした氷室の真下にあります。

























入って実感。THE温泉って感じの湯質。しばらく浸かっているだけで肌がつるつるになってきました。

温度もちょうど良く、ゆっくり楽しむことが出来ました。

金沢市中心部から車で30分弱。いい旅行気分が味わえて、ちょっと得した気分でした。

明日からまた仕込みが始まります。

おいしいパンを皆様に届けられるよう、こころも体も健康に過ごしていきたいです。


ご来店お待ちしています。






















和英