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2015年10月28日水曜日

上京報告!

こんにちは。

今日は、本来なら営業日なのですが、臨時にお休みをいただいております。

今年は、G.W.および夏休みにあまりお休みしなかった代わりに、この時期にちょっとだけ長いお休みをいただく事にしました。

この時期を選んだのには訳がありまして、東京で行なわれるコンサートにどうしても参加したくて、今回お休みをいただき行ってまいりました。

そのコンサートとは、


見にくいチラシですみません。
























ワールドミュージック界の生ける伝説「ジプシー・キングス」です。

発泡酒のCM曲「ボラーレ」でおなじみ。

鬼平犯科帳のエンディングテーマ「インスピレイション」の方が知っている人が多いかもしれません。

世界中の人々が、もっとも見たがっているパフォーマンスなのに、なんと14年ぶりの来日!

そして、年齢を考えれば、もしかすると最後になるかもしれません。

8月の告知から悩みに悩み、それでも諦めきれずいく事を決断しました。


結果、その決断は間違っていませんでした。

メンバーは、ボーカルのニコラス・レイエスとソロギタリストのトニーニョ・バリアルド以外は若いミュージシャンに入れ替わっていましたが、その二人が共に演奏する事が、ジプシー・キングスであることを証明するかのような、とても熱いステージでした。

会場が、大きなコンサートホールで、客層も年配の方が多かったので、座って聞くスタイルでしたが、中盤から後半の盛上りに伴い、皆さん立ち上がり、精一杯身体を動かし声援を送っていました。

普段、若い人が多い場所に行く事が多かったので、その光景を見てなんだか不思議な感動を覚えました。

曲は、ヒット曲を中心に最新アルバムからも演奏される王道の構成。

本編終了後、アンコールにも応えてくれ、「ボラーレ」でクライマックスを迎える感動的なものでした。

そのあと、カーテンコールに応えメンバーが去った後、ボーカルのニコラスが一人残り、フランス語で感謝を述べていました。

そして、思いがけないサプライズが!

シナトラで有名な名曲「マイ・ウェイ」を、独唱で披露してくれたのです。

かの喜劇王チャーリー・チャップリンが、晩年にクラブでその演奏を聴いて涙を流したというあの名唱が、目の前で繰り広げられたのです。

全てが終わり、相棒と二人で感動の涙を流した事は言うまでもありません。

普段は感じられない、心地よい疲労を感じながら、晩秋の渋谷の雑踏を歩きました。




















年齢を重ねてこそ得られる幸せを感じ、これからもまっすぐ生きて行こうと思います。

明日から、また張り切っていきます。


和英