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2016年2月8日月曜日

残ったパンの行方。

昨今、ニュース番組を賑わせていた「ビーフカツ横流し問題」。

食品業界に関わるものとして、いろいろ考えさせられるものがありました。

当店も、パンを製造して、それを直接お客様に販売することで、毎日の糧を得ているわけです。

毎日、作った分全てが、お客様のお手元に届いてくれると良いのですが、気候や季節の行事などの条件により、そうはいかない日もたくさんあるのが実情です。

生産量を減らせば、そのリスクは低下しますが、営業時間にも関わらず商品が足りなくなってしまうのは、やはり皆様にご迷惑をおかけする事になるのでそうもいかないのです。

実際には、余ったパンは全て当方で消費しています。

一日三食、パンなんて日もよくある事です。

それでも間に合わないときには、実家に持って帰ったり、宅急便で送ったりしています。

開店以来、3年半の間、何とか廃棄はせずに済んでいます。

しかし、健康のことも鑑みて、そろそろこの方法も限界ではないかと考えました。

もともと、パンの種類によっては、賞味期限が2〜3日あるものも多いので、品質を考慮した上で、次の日にも販売する事にいたしました。その名も『エコパン』です!























もちろん、その日に焼いたものとは鮮度が違うので、一律50円(税込み)のお値引きをさせていただいています。

まだまだ美味しく食べていただけるものです。

どうかご理解をいただけたらと願っています。


店主